地球温暖化ガスの発生状況

30〜40年前のラワンを主体とした乱伐と伐採後の植林を行わなかったことにより、林業は衰退し、現在農林水産業への就労者数1126万人のうち林業就労者は1%にも満たない。この結果から1980年代でさえ33億tの二酸化炭素が大気中に蓄積され続けた。自国の二酸化炭素排出総量が非常に少ないことから取り組みには消極的である。

大気汚染の実態

マニラ首都圏では製造業のみならず、交通手段としてのジープニーやトライシクル等が全土の39%が集中していることと、火力発電所の33%が集まっていることにより、深刻な大気汚染が発生している。

政府の対応

フィリピンでの二酸化炭素の発生量は、世界各国の平均の五分の一の0.22t/人・年と少なく、それよりも排出量の多くを占める先進工業国の排出総量の減少の方が重要であるとして政府は積極的な取り組みをしていない。それよりも道路などの交通インフラの未整備からマニラ首都圏での大渋滞と、それに伴う大気汚染の解消の方が優先度が高いとしている。